古く伝わるヨーガの教えを現代の自分に取り入れるために読む本

もし仮に、「よし、いっちょヨーガの教えを日常に取り入れてみるか!」となったとして

『心の働きを死滅せよ』と言われて「おっしゃー、ほな今日から心の働きを死滅するか」となる人はおそらく居ないでしょう
逆に言うと、簡単にそれが出来るんやったら、もうその人は日常にヨーガの教えを取り入れるとかそんなレベルじゃない訳です、もう悟ってもうてる訳です

ちなみにこの『心の働きを死滅する』というのは、聖者パタンジャリによって編纂されたヨーガ哲学の聖典『ヨーガ・スートラ』の冒頭で説かれるヨガの定義であり、目指すべき結論そのものでもあります

平たく言うと、心の働きというのは瞬間的な感情・情動や、記憶から呼び起こされる思考の事であり、その核となっているのが「プラクリティ」と呼ばれる真我=魂なんですな

(このブログでヨガ哲学の真我について触れる時、とっても二アリーな概念である攻殻機動隊のゴーストを引き合いに出したりします

攻殻機動隊ではAIにはゴーストが無く、電脳化していても元が生身の人間であればゴーストが在るという描写があります
そしてそのゴーストがあるからこそ生きることがややこしくもなり哀しくもあり、そして素晴らしいんだよという、生きることの本質もこのアニメのテーマのひとつなんですよね!
とここまでが実はカッコ内であったという驚愕の文章構築力)

で、ヨガ・スートラで説かれているように心の働きを死滅するとどうなるか、というと、自分の本質「プルシャ」がちゃんと見えてくる、ということなんです
まさに瞑想の目的

普段我々が知覚している感情も、五感で感じている感覚も、全ては自分の本体ではなく生きるための道具でしかないんですよね

例えるならば真我は川底の石ころであり、感情や感覚などの普段我々が自分であると知覚している自我は、流れる水や波のようなものなのです
波や流れがピタっと止まって初めて、海底の石ころの姿がハッキリと見えてくる、自我と真我が繋がる、そんなイメージ

やだ、チョー難し〜
って思いますよね

でももっと怖いのは「心の働きを死滅する」ことはヨガの目的の1つではあっても、ゴールではないということ!

なんと心の働きを死滅するのはサマディ(三昧)やその先の解脱への第一歩にすぎないのです
「ま、とりあえずいっぺん真我と繋がってよ、話はそれからやから」みたいな…

そんな気の遠くなるようなお話、そして日常の感覚からはかけ離れすぎて全く見えてこないお話を、噛み砕きまくってヨガ・スートラ粉にして更に日常の感覚にリンクさせながら説いてくれるのが、この本!

やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ

焼いたマシュマロのようにやさしいこの書籍は、現代人が現代社会に生きる上でのヨガ・スートラの解釈や取り入れ方を紐解いてくれているのです

やっぱりね、どんなに偉大で真っ当で素晴らしい哲学であっても、時代とともにその位置付けや解釈は変わっていくものだし、またそうでないと行かんと思うのです
だって時代は変わるし、人も変わりますから

長いスパンで見れば、生き物は進化だってしますからね

人間は皆、真我を核に持っていて、本当はとてもピュアで完成された魂であるという真理は変わらなくても、現代社会には現代社会に合ったヨガ哲学の取り入れ方があるんです

ヨガ哲学は難しいです
難しい感覚や考え方、よく分からないことがいっぱいです
でも何となく、勘ですが真理であることは分かる…
だから私はヨガ哲学は本物だと思っています

その「何となく」を「なるほどねー」に変えてくれる浸透力がこの本にはありました

ヨガ哲学は難しいと思っている方には是非、手にとって一読されることをオススメしますよ♫

 

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