股関節が硬いことは貧乳・短足などと同じレベルで私の身体的コンプレックスのひとつであることはこのブログでも幾度と無く触れて来ました
同時に、それを克服するためにどんなストレッチを取り入れているかも何度かご紹介してきたと記憶しています
(参考までに
・開け股関節!スパイダーマンに学ぶトカゲのポーズ
・股関節の柔軟性と心の柔軟性
などなど)
もちろん股関節ストレッチと言えばまず思い浮かべるような左右開脚や前後開脚、合蹠前屈なんかもめっちゃ効果的ですが、左右開脚や前後開脚ができたところで股関節がめちゃくちゃ柔軟かというとそうでも無いと思っています
少なくとも私は左右開脚も前後開脚もわりとヨユーですが、合蹠前屈(足の裏同士を合わせたあぐらで前屈)ときたらウルトラ苦手です、頭が床に着きませんし、何より自分の感覚としてめっちゃ窮屈
何が言いたいかというと、股関節まわりは幾つもの筋肉が関節と関節もしくは関節とその他筋肉を繋いでいてとても複雑であり、ひとつのストレッチでその多くの筋肉に結果は出ないってこと
さらに言うと股関節は立つ、歩く、走る、かがむなど日常的な動きの要でもあるので、柔軟性だけでなくそれなりに強さも必要です
バレリーナなんかはめちゃくちゃ柔軟ですが、コアマッスルもすっごいですよね
しなやか&伸びやかな身体には柔軟性だけでなく筋力も要るってことです
なもんで色んな筋肉をしっかり使いつつまんべんなく柔軟にしていくしか道は無いんですが、今日はその中でもアーサナを用いて楽しんで行う方法、というか私が楽しくやっている方法をご紹介させてください
***
さて、筋肉をストレッチするときは力まないことが大事です
力むとそれだけで筋肉が収縮してしまうので、せっかく伸ばそうとしても効果が出ませんよね
ヨガのアーサナとストレッチの共通点でもありますが、吐く息で力みを手放すことは柔軟性を高める上で必要不可欠な行程です
でも、柔軟性に見合うだけの筋力とかそれを支える骨格も整えていきたい
というわけで、股関節の柔軟性を高めつつそれなりにパワーの要るアーサナフローをご紹介です
お馴染みトリコナーサナから手を前についたパールシュバコナーサナ
→床についた手を肩から入れ込むように腿の下くぐらせて腿裏で手を繋ぎ上体を上向きに開く
→手を繋いだまま前膝を伸ばせる範囲で伸ばす
このフローで重要なのは常に両方の脇腹の長さを保とうとすることです
両脚を力強く使い、下腹部を引き締めてお尻から頭頂を遠ざける意識で背筋を伸ばす
前屈みにならないよう肋骨に螺旋をかけて、胸をなるべく天井に向けながらいけるところまで膝を伸ばしホールドしてみましょう
これ、座位で同じようにやってみても股関節のストレッチにはなるんです
例えばパリブリッタジャーヌシールシャーサナとかはターゲットマッスル(効果を狙う筋肉)が近いです
でも全然違う
何故かというと、立っているからです
このフローは両脚の筋肉を緩めるのではなくむしろ力強く踏みしめたまま股関節をストレッチする方法なので、柔軟性と筋力、更にはバランス感覚もちょっと要るんですよね
その分座位でやるストレッチより難しいかもしれません
柔軟性と筋力と両方必要な分、ストレッチ効果はもしかすると座位に軍配が上がりますが、アーサナのフローで動きながらやっていくのは楽しいし面白いです
それにこういう多角的なアプローチが出来るメソッドは、身体の変化も感じ易いからオススメです
柔軟性と筋力、バランス感覚などなど、どれか1つでは無くて全体的に高めていくためには色んなアーサナやストレッチを好き嫌い無く取り入れていくのが良さそうです
かく言う私はマリーチのアーサナシリーズが好きじゃないので、これまた好き嫌いせずに練習していきたいと今思いましたw
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