性差で変わるアーサナ、より良い呼吸のための微調整

男ってなんでこんなにアホやねん…

…と思うことが最近あったとか無かったとかw

いやいや、別に男性が女性よりアホやという話ではなくて、男性はときに女性には理解しがたい行動を取ることがありますよね
これはもちろんその逆もまた然りでしょうが

そんな風に、何かと違いの大きい男性と女性、身体の質や骨格もまた大きく違います

ヨガって受ける人の層や目的が違えば気持ち良く感じるアーサナもその効果も微妙に変わるものですが、中でも男性と女性は最も差が大きく、身体の構造のみならずアーサナへの取り組み方も微妙に違ったりします

今回はそんな、女性と男性の身体の違いを考慮したアーサナの調整についてのお話

●アーサナは性差で変わる

例えば、男性って女性に比べると身体が硬いというイメージ、ありませんか?

それには理由があって、男性は女性に比べ筋力が多く、筋肉は使わないと硬くなるため女性より柔軟性が低下しやすいという要因もありますし、女性は妊娠出産などの大きな骨格の変化に対応するために靭帯や腱の伸張幅が男性より大きい作りになっていることもあり、全体的には女性の方が男性より柔軟性の高い傾向があるようです

しかし男性はヨガに向かないかというと全くそうでないことは、男性の有名インストラクター達が行う素晴らしいアーサナで一目瞭然!

特に筋肉の柔軟性は地道にストレッチをすることで誰しも向上していくし、そもそも古来インドで発祥したヨガは、元々はヒンドゥー教のカーストで上位身分であるクシャトリア(王族・武士)の若い男子だけが学べるものでした

現代でこそ女性がしなやかな身体をめざし行うイメージが強いですが、ヨガのポーズの中に女性には筋力や体格的な面で難しいものが多く存在するのも納得ですね〜

では男女で骨格はどんな差があるかというと、まず、男性と女性では骨盤が大きく違いますよね

男性は腸骨の縦の高さがありますが、左右坐骨結節間の幅は狭く、対して女性は腸骨の高さは低いが、左右坐骨結節間の幅は広い作りになっています

つまり、全体的に男性の方が身体に対して骨盤の幅が狭く、女性の方が骨盤が横に広く大きいということ

この骨格差がアーサナに影響しないはずは無い!

ということで、特に性差が出易い英雄のポーズ、ヴィラバドラーサナⅠを例にとってみようと思います

●ヴィラバドラーサナⅠ

おなじみ太陽礼拝の中でも行われるヴィラバドラーサナⅠは両脚を大きく開いた状態で骨盤は正面、前膝を曲げ両脚の力強さと上体を引き上げる伸びやかさを感じながら呼吸を全身に巡らせることができる、コッコいい、まさに英雄らしいポーズです

で、このヴィラバドラーサナⅠ、通称ヴィラⅠ
アライメントを重んじるアイアンガーヨガの見地から言うと、両足のかかとは一直線上に並ぶのが望ましいポジションなんですよね

一見簡単そうに見えるヴィラⅠですが、このアライメントで前後に脚を大きく開き、さらにその脚で大地を力強く踏みしめるためには両脚(特に後脚)への意識と、それに応える脚の筋力、そして安定させるバランス感覚も必要であり実は奥が深いです

●ヴィラⅠを行い易いのは男性?女性?

男女の骨格差から言うとこのアライメントを実践しやすいのは男性です

男性は女性に比べ骨盤の横幅が狭いので、重心を中央にに寄せてかかとを一直線に並べるというポジションでバランスを取り易く、かつ筋力があるので後脚も含めて大地を踏みしめやすい条件が整っているんです!

さらに、男性は女性のように幾つものことを同時にこなすのは(例えば家事のように)どちらかというと不得意なのですが、その分、ひとつのことに対して研ぎ澄まされた集中力を発揮しやすい脳の構造になっているのだとか

バランスをとるために集中力が必要なこんなアライメントも、男性の没頭力でビシッとキープに挑戦できますね
いやほんま、たくましいヨギにはぜひ、この勇ましいポーズを実践してもらいたいものです★

なので私はメンズヨガなどのときは、ヨガの経験のある男性にはこの正しいアライメントを指導するようにしています。個人差はありますが初心者の男性であっても、案外と難なくこれでキープできてしまったりするので楽しいです

もちろん女性にこのアライメントが無理なのかというと全くそうではなく、あくまでも骨格の条件で変わる得意不得意という話です

そして女性がこのアーサナをより気持ちよく実践するために、ちょっとした調整はアリだと私は思っています!

●ヴィラⅠで下半身を安定させる調整!

ヴィラⅠに限らず英雄系のアーサナはどれも脚の力強さが外せません
なので横広の骨盤を持った女性が下半身を安定させ、女性なりの脚力で力強く踏みしめるためには、脚幅を最大、骨盤幅まで開いても良いかと

この方が女性の骨格でも無理なく安定させることができて、上体を伸びやかに保つ事が出来ますよね
また、脚にしっかり力が入るということは下腹部も引き締まるので、背骨が柔軟で腰が反り易いという女性の特徴もカバーしやすくなります

ヴィラバトラーサナⅠは勇ましさ、強さが魅力でもあるアーサナなので、まずは土台をしっかり安定させることを優先したいところです

●現代には現代の、個人に合わせたヨガを

元々は男性のみが行っていたヨガ
古代インドではたくさんのヨギ達が強い心と身体を目指しヴィラバドラーサナⅠを行っていたのかもしれません

現代に発達したヨガは女性も好んで取り組んでいるのですから、女性の身体にも合わせつつアーサナ本来の美味しいところを存分に味わっていけるといいんじゃないでしょうか(^^)

男性も女性もそれぞれ得意不得意がありますが、アーサナの意味を損なわずに呼吸を深められるアライメントをナビするのも、インストラクターの大事な役目だと思っています

↓人気のヨガブログ情報へ
にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
にほんブログ村


コメント1件

  1. メンズヨギーニです。よろしくお願いします!(^^)!
    同じ関西で頑張っています。ブログ読ましていただき共感できる部分がいっぱいあるんでコメントさせていただきました。
    ヨガって深いですよね・・・

    いいね

    • はじめまして!メンズヨギーに共感いただけたなんて感無量です!(^^)
      ほんま男って意味わからん…じゃなくて愛すべき謎な生態なのでww

      男性目線からのご意見とか、色々聞きたいです!今後ともよろしくお願いします★

      いいね

  2. ピンバック: 性差で変わるアーサナ、より良い呼吸のための微調整vol.2 « YOGAKURAGE


コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中